DKIMの更新方法を教えてください。
※DKIM署名についての詳細はこちらをご参考ください。
「DKIM」を更新する為には、Cuenote FCと送信元メールアドレスのドメインのDNSの両方での設定が必要となります。
以下手順にて、DKIMの更新を実施してください。
※本作業は、管理者権限を持つピープルで作業を行ってください。
1.Cuenote FCの管理画面で更新用のDKIMキーを新規作成
管理者権限を持つピープルでログイン後、管理メニューから「DKIMキーの追加/一覧/設定/削除」をクリック。
遷移先のページで「DKIMキー新規作成」から以下を設定。
・セレクタ名:メール文書の登録画面で、DKIM キー選択時に表示される名称
※セレクタ名に指定はございませんが、今まで使用していないセレクタ名を指定ください。
新作成時に自動で挿入される値はございますが、
管理しやすい文字列に適宜変更いただきご利用ください。
例:y342
・ドメイン名:送信元アドレス(From)のドメイン ※更新前のドメインと同一のものを指定ください。
例:dkim.cuenote.jp
・秘密鍵:貴社でご用意いただいた秘密鍵で登録いただけます
※未入力の場合はCuenote FCが自動で秘密鍵を生成します。
Cuenoteは、1024bitまでの鍵長に対応しています。
・利用可能なワークエリア:DKIMを利用するワークエリアをチェック
2.DKIMキーの公開鍵をDNSサーバへ登録します
1.を作成後、「キーID」をクリックすると「DKIM設定のTXTレコード」が表示されます。
こちらに表示される情報を送信元ドメインを管理されているDNSのTXTレコードに登録してください。
※DNSの設定は、Cuenote FC管理画面での操作ではございません。
※DNS情報の設定方法に関しましては、お手数ですが、
貴社システム部門のご担当者様など、送信元ドメインの管理者様にご相談をお願い致します。
3.Cuenote FCの管理画面で1.で作成したDKIMを有効化します
2の作業後、Cuenote FCの「キーID」をクリックします。
「DNS確認」をクリックし、以下項目が変更されていることを確認します。
稼働状況:有効
DNS確認結果:成功
4.DKIMの設定が完了したら、DKIM設定切替を行います
※こちらの操作は必須ではございませんので、不要な古いDKIMの削除や切替を
ご希望の場合はご対応ください。
DKIMキー一覧画面から、一つ前のDKIM設定の「削除/切替」画面を表示。
「切り替え先DKIMキー」に1で作成したDKIM設定を選択して「実行」。
メール文書に設定されているDKIMが新しいものに切り替えられた事を確認できましたら
更新完了です。
※「削除/切替」が表示されない場合、こちらの操作は不要でございます。
■ご注意点
以下いずれかの状態の場合、削除対象のDKIMキーが再使用される可能性があるため、
DKIMキー一覧から削除することができません。
・対象DKIMキーが使用されたメール文書が配信予約中である
・配信完了から10日以内に対象DKIMキーを使用したメール文書が存在している
Cuenote FCのDKIMキー一覧より稼働状況が「DNS削除制限」となっている間は、
DNSサーバから公開鍵の削除を行わないようにしてください。
該当のDKIMキー使用終了後10日以上経過すると、稼働状況が「DNS削除可能」
となりますので、DNSサーバのTXTレコードより該当のDKIMキーの公開鍵を
削除してください。
その後、Cuenote FCの「キーID」をクリック後の画面にて「DNS確認」ボタンを
クリックしてください。
DKIMキー一覧よりDKIMキーが削除されます。