「DMARC」対応のための設定方法
はじめに
本ページでは、Cuenote SR-SでのDMARC(DKIM調整による判別)に対応した配信を
するための条件・設定方法についてご案内します。
なお、SPF調整の対応を希望の場合、プラン変更、改修(有償)の伴う対応が発生する場合があります。
SPF調整をご希望の場合はこちらのフォームからご連絡くださいませ。
DMARCは、電子メールの認証技術の1つです。設定いただくことでより信頼性の高いメールを配信することが可能です。
DMARC対応の詳細につきましては、以下のCuenote製品サイトにて情報を公開しておりますので、ご確認ください。
https://www.cuenote.jp/library/marketing/dmarc_1.html
DMARCに対応する条件
Cuenote SR-SにおいてDMARC(DKIM調整による判別)に対応した配信を
行う為には、以下の条件を満たす必要があります。
1.「送信元アドレス(From)ドメイン」と「DKIM署名ドメイン」の一致
DMARCに対応した配信を行う為には、配信に利用する「送信元アドレス
(From)ドメイン」と、なりすまし対策用に付与されている「DKIM署名
ドメイン」が一致している必要があります。
Cuenote SR-Sの標準設定では、DKIM署名は設定されていないため
お客様にて「送信元アドレス(From)ドメイン」と一致するドメインで
DKIM署名の設定をお願いします。
2.Cuenote SR-S以外のDMARC対応
Cuenote SR-Sで利用している送信元アドレス(From)ドメインを
Cuenote SR-S以外のメールサーバ/サービスでも利用している場合は、
それらのサーバ/サービスもDMARCに準拠した対応が行われている必要があります。
該当のサーバ/サービスがある場合は、DMARC準拠対応が行われているか、
ご確認ください。
DMARC対応のための設定
1.DKIM署名設定(作成者署名)
DKIM署名の設定方法についてはこちらをご参考ください。
2.DMARCレコードのDNS登録
送信元アドレス(From)ドメインのDNS(TXT)にDMARCレコードを登録してください。
記述例▼
_dmarc.dkim.cuenote.ne.jp. IN TXT "v=DMARC1; p=none;"
※上記はDMARC宣言をする最小の記載となります。
※ レポートメールの設定は必須ではございませんので、レポートを受信し解析しない場合は不要です。
ご注意点
・DMARCレコードを登録して有効化する前には、十分に検証を行ってください。
DMARCの詳細、設定方法は以下をご参照ください。
参考>送信ドメイン認証技術導入マニュアル第3.1版(日本データ通信協会)
https://www.dekyo.or.jp/soudan/aspc/report.html
※詳細について、弊社でサポート出来ない場合もございますこと、
ご了承ください。
・弊社製品では、DMARCのレポート機能については対応しておりませんのでご注意ください。